マギの贈り物

「マギの贈り物」は、よしづきくみちによる3作目のオリジナル連載作品。

マギの贈り物
ジャンル	青年漫画、ファンタジックラブストーリー

┃概要

『グランドジャンプPREMIUM』（集英社）にて2014年5月号から2015年1月号まで連載された。話数カウントは「Gift ○」。

また、同誌2015年3月号に特別読切「マギの贈り物 Another Gift Story」が掲載された。ただ、「単行本に収録される予定は無い為、雑誌掲載オンリーの作品になる」と思われる^[1]。

O・ヘンリーの代表作「賢者の贈り物」のストーリーを下敷きに^[2]、「死別（わかれ）から始まるファンタジックラブストーリー」を描いた漫画。よしづきは、「『有名税の振込先がこの星空の下のどこかにある』という話」と表現している^[3]。

幼馴染にして恋人だった外園明里が死んで5年。彼女を忘れないために、二人の思い出が詰まった故郷の美玉山へ登ろうとする四季一。

その様子を天ゴクから見つめる明里は、自分のことを早く忘れて立ち直ってもらうために、とある方法で下界へ働きかけ、一の行く手を妨害する。

忘れたくない彼と、忘れて欲しい彼女。互いを想いあうゆえにすれ違ってしまう、死によって天と地に別たれた恋人達の行方は…。

地質学好きな冴えない男子。5年前に死んだ恋人・明里を忘れないため、思い出の山へ登ろうとする。

星空好き天文女子。大学2年の時に事故で命を落とした。自分を忘れてもらうため、天ゴクから一の邪魔をする。

脚本家・漫画原作者の横幕智裕による解説が掲載されている。